地域おこし協力隊を振り返って

カメラ 地域おこし協力隊

こんにちは。スーパー八ヶ岳2ブログ管理人です。
フォートナイトのハロウィン限定イベント「大群ラッシュ」みなさんやってますか?
面白いですねー(^^)

さて、私は北杜市の地域おこし協力隊で今年で3年目です。
知っている方もいると思いますが、地域おこし協力隊は3年の契約と基本的に決まっております。
なので、今年度で私も卒業になります。
本当にあっという間でした。あっという間に無職です/(^o^)\

役所の担当の方からも、今後協力隊と自治体が上手くやっていくために意見を聞かせてほしいと言われたので、この場をお借りしてこの3年の体験をもとに私が個人的に感じたことをまとめてみようと思います。

ちなみに、地域おこし協力隊はそれぞれの自治体で雇用契約(委託、会計年度)や所属がどこなのか(指定管理、役所)、ミッション、担当職員で大きく変わってくるのでそれを理解した上で参考にしてください。やばい所属場所もあるので本当に注意が必要です。
私の場合は、会計年度・移住定住関係・担当課(良)でした^^

やる気は絶対にあった方がいい

これがない人はそもそも受からないと思いますが^^;
何がやりたくて、何ができて、どうしてここじゃなきゃいけないのかがはっきりしておいたほうがいいです。職員側もこの人は協力隊としてここで何をやってくれるのかわかったほうがいいですから。
あとはわかりやすい実績や職歴、資格も明示できると強いです。

また、ヤバそうな人は自治体もとりたくないので、クリエイティブさを強調するより、明るさや協調性を出したほうが役所的にもいいと思います。

移住後の住まいについても、協力隊は自分で探さないといけないこともあるので、
住まいについてすでに当てがある人のほうが採用されやすいかもしれません。

役所のルールを覚える でも従うかは別

民間企業から役所に入った人はみんなぶつかる壁です。
何をやるにしても申請や手続きがとてもまどろっこしいんです。

税金を使って仕事しているという感覚は独特なものなのでしょう。
私もなれるまで時間がかかりました。てかまだ慣れてない^^;

協力隊が直接そういった業務をやることはないと思いますが、その申請の煩雑さを知っていないとやりづらいかもしれません。
もっとスピーディーに自由に動きたい人にとっては窮屈に感じる人も多いと思います。

活動資金は使えるだけ使う 遠慮は無用

活動費の約150万は使わないと繰り越しできないからです。
使える項目に制限はありますが、自分の活動のためのものならたいてい使えます。
単体で金額の大きな物は備品扱いになり、市に帰属する形になってしまうのとその場での飲食費はダメと聞いています。飲食でも景品やお土産のように持ち帰ってもらうものならOKです。

私も1,2年目の活動費は全然使えずもったいないことをしました(´・ω・`)
そのあたりの仕組みを自分でもよくわかっていなかったし、自治体側も別にどっちでもいいから使用について促してもこないからです。

協力隊を検討している人はその150万円の使い道についても事前に計画しておくのがおすすめです。任期である3年間の活動予定と活動費の使い道は自治体側としても事前にわかっていた方が好都合だからです。

活動費については、申請など結構めんどくさいそうなので(実際言われたことある)、そこで遠慮してしまって「じゃあいいです(´・ω・`)」としてしまうのはもったいないので、そのめんどくささも仕事の内なので気にせずお願いしましょう。

活動費の支払方法は、見積もり・請求書をもらって、それを申請し自治体側で払ってくれるパターンと申請し自分で先に支払って、後で振り込んでくれるパターンがあります。

どちらも自治体からの許可が出ないとダメなので先に自分が支払った後で申請が下りなかったってことにならないよう気を付けましょう。

他にも卒業後の起業補助金や空き家改修補助金など協力隊ならではの補助金もあるのでそちらももれなく活用しましょう!

役所の担当とは良好な関係を イラっとしてやめるのもまた一興

けっこうやばめな職員がいると聞いています。
それは民間企業でも同じだと思いますが、公務員というのはやっぱ特殊だと感じました(´・ω・)

地域おこし協力隊というのは自治体でもあまりきちんと把握している人がいないので、活動や申請について自治体や担当課によっても変わってきます。

さらに支援機関に所属する隊員になるとそれは加速します。

ただ役所と仲たがいするのはおすすめしません。
なぜなら定住するならずっと付き合うことになるからです。

中には任期途中で辞めていく人もいますし、卒業後定住しない人もいます。
そんなことにならないよう、自治体側も今以上に隊員のサポートをしっかりしていかないといけないと感じます。

担当課によっては自分と一生かかわりのない課もあるかもしれませんが、自治体職員は3年ごとに部署異動があるんです。

嫌で苦手で関わりたくない職員が異動して自分とかかわりのある課に異動したらどうでしょう。なんか冷遇されそうですよね(^^;

実際そんなことはないと思いますが、補助金やら申請やらで情報とかも知られたくないですし、私なら気まずいと感じてしまうかもしれません。

逆に良好な関係を築いていれば、融通がききやすいのはもちろん、その地で活動していくならその選択しかないと思います。

めんど(´・ω・`)

立場を利用してコネを作りまくるべし

協力隊として活動しているといろいろなメリットがありますが、その一つがコネクションです。
所属部署によると思いますが、自治体直属だといろいろな企業やメディアとつながることが出来ます。
私もテレビやラジオ新聞・雑誌といったメディアに露出することもできました。
これは普通に会社員やっているときには考えられなかったことです。

さらに民間企業や地域のキーマンといった定住して活動するうえで欠かせないところとも自治体の名を使ってアポイントとることもできます。

これについては大いに活用するべき点だと思います。

普通に移住して一から関係を作っていくのは普通の人にはとても大変なものだと思います。
でもみんな移住して一から関係作ってバリバリ活動してるからすごい(^^;

三方良しを意識する

自分のためだけでなく、自治体延いては住民の方々までがメリットのある活動をしていくのがいいと思います。
そこが欠けていると定住は大変かもしれません。

地方だとなおさら住民の目がありますし。
あっという間に噂も広まりますし。

地域の暖かいけど監視されてる感覚は慣れるまで大変です。
慣れなきゃいけないことが多いな(‘Д’)

他の協力隊ともつながりを作ったほうがいい

自分の活動を協力してもらえるし他の協力隊の手伝いをすることでまた違うつながりが広がっていくからです。
それに自分が知らない情報も入ってきますし、自分が不当な扱いを受けていないか確認することも大事です。

OB/OGともつながりを持っておくことで、どういう活動をしてきたのか知ることも出来るし、アドバイスをもらえたり活動をサポートしてくれたりします。

雑用係にされないように気をつけろ

とくに支援機関所属は気を付けて方がいいです。
ただの労働力、体のいい従業員としか思ってないところもあるそうです。

これは入る前に気づくかどうかは難しいところです。
面接と実際の担当が違うこともありますから、何かおかしかったらすぐに担当課に連絡するか協力隊サポートデスクに相談しましょう!

ミッションにもよりと思いますが、協力隊として自治体の手伝いをしてほしいのか各々目指している目標に向かって活動してほしいのかよくわからない時があります。

担当課が自治体職員の仕事と協力隊の仕事、どっちを優先させてくるのか。そこをきちんと見極めましょう。

窓口対応するために協力隊になったわけではない!

副業も有り 任期中からバリバリ稼ごう

副業OKでしたΣ(゚Д゚)

もっと早く知りたかったけど、担当課も把握してないこともあるからすぐに聞いたほうがいいです。

でも協力隊としての活動が疎かになるような場合はNG。
協力隊は足がかかりに、副業メインでやっていこうという人はそもそも採用されないので気を付けましょう。

ミッションをしっかり理解したうえで応募しよう

先程から言っていることですが、協力隊にはそれぞれミッションが課せられています。
そこに書いてあると、嫌でもやらないといけませんし、曲げることも難しいです。

バリバリ外に出て活動したいけど、電話番や窓口対応をやってほしいと言われてしまうこともありますから(‘Д’)

何ができて何が出来ないのか。何をして何をしなくていいのか。
事前にしっかり確認しておきましょう!

活動拠点を確保しよう

何をするにもあったほうがいいです。
地方には空き家が溢れていますし、今はコワーキングやワーケーション施設などたくさんあります。何か事業をやるのであれば、協力隊の内から拠点を確保して整備を進めるのもいいでしょう。
空き家事業であれば、自治体も大きく関わっています。
空き家は補助金もありますので、協力隊になったらまずは拠点にする空き家を探すのもいいと思います。

さいごに

地域おこし協力隊で移住するというのは私としてはおすすめです。
移住しても働く必要がない人、のんびりしたい人、すでに本業がある人はおすすめしませんが、転職や移住した先でもいろいろな人と関わりあっていきたい人はぜひ\(^o^)/

最後までご覧いただきありがとうございましたm(__)m

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