移住×起業に地域おこし協力隊をおススメする理由

仲間 地域おこし協力隊

こんにちはスーパー八ヶ岳2ブログ管理人です。
あっという間に10月になり、今年もあと2ヶ月を切りました。

何を隠そう、私は地域おこし協力隊です。
2022年に北杜市に移住してきました。

地域おこし協力隊の任期は基本的に最長3年です。
なので2025年に私は卒業することが決まっています。

卒業後はどうするのか?
答えは「起業」です。

地域おこし協力隊の卒業後の進路として「起業」を選択する隊員が多く割合を占めています。
詳しくは総務省の地域おこし協力隊ページをチェックしてみてください。

なぜ起業を選ぶ人が多いのか?
もともと協力隊で地方に移住しようと考えている人はなにか自分で事業をやりたい人が多いだけなのかもしれません。

ですが一番の理由は、これだと思います。

起業すると100万円もらえる!

地域おこし協力隊で移住して起業すると100万円もらえるんです\(^o^)/

これは別に隠しているわけではなく公表しているものです。
検索すると「地域おこし協力隊 起業 100万円」と出てきます。

詳細は以下のとおりです。
・地域おこし協力隊員の活動に要する経費:520万円/人を上限(報償費等:320万円、その他活動経費:200万円)
・地域おこし協力隊員の日々のサポートに要する経費:200万円/団体を上限
・地域おこし協力隊員等の起業に要する経費:任期2年目から任期終了翌年の起業する者1人あたり100万円上限

協力隊は活動資金があります。
その額、約200万円です。
お給料や活動資金は国から自治体へ経費という形で支給されています。

協力隊員の給料が現在手取りで約23万円。年収約276万円。ボーナス無し。
200万円の中から社会保険料が引かれるので厳密には200万円丸々活動費としては使えません。
それと物によっては経費で使えない場合もあります。

少し説明すると、高価な物は備品扱いになり自治体に帰属することになります。
つまり、活動に必要なPCを活動費で購入した場合、任期中は使えるが卒業したらもらえないのです。
ただ!活動費を何に使えるか使えないのかは自治体によりけりだそうです。。。さらに言うと担当職員にもよりけりだそうです。。。(´・ω・)

協力隊は地域に溶け込みやすい

同じ協力隊でも自治体によって契約が違ってきます。
個人事業主としての業務委託タイプかサラリーマンのような会計年度任用職員タイプです。

さらにさらにそれぞれ協力隊にはミッションが与えられます。
自治体をPRしてほしいのか商店街を活性化してほしいのか、農業を盛り上げてほしいのか、施設を管理してほしいのか自治体によって様々です。

ですがどれも地域を盛り上げるといった内容となっているので、その地域で事業を始めるにはとてもアドバンテージとなるのです。
地域や役所のキーマンとつながることができ、事業者側と役所側どちらの考えも把握できるので、
そこで事業を起こす際のメリットがあります。
うまく立ち回ることができればいいのですが、みんながみんなそうできるとはかぎりません。
事実私はうまく立ち回れず協力隊という立場を持て余してしまいました。。。(;´д`)

それに地方の人にとって、役所の人間というのはそれだけで信頼感が出ます。
また役所の名前を出すとアポも取りやすいし、普段会えないような人とも知り合えるのもメリットの一つです。

気をつけること

自分が協力隊になってもっとこうしておけばよかったことをまとめます。

  • 応募時にミッションをちゃんと確認する
  • 業務内容や勤務時間等の細かい部分まで確認する
  • 自分がやりたいことを明確に役所に伝えておく
  • 飼い殺しにされないように他の自治体や協力隊の情報を収集しておく
  • お役所の実情を知っておく
  • 1年目からバリバリ自分の活動を始めて活動資金を使う

協力隊として移住し、地域や役所の人たちと信頼関係を築き、みんなに応援されながら活動し、卒業後は自分の理想の起業を。。。

協力隊になる前は私もそんなこと思ってたなー
なかなか理想通りにはならないですね。。。

給料をもらいながら割と自由に活動でき、活動資金も使える。
下手に転職するよりいいかもしれません。

テレワークの方や手に職もっている方以外は、地域おこし協力隊を移住の選択肢の一つに入れてもいいと思います。
あとは募集があるかどうかですが、ほぼ確実に言えることが一つ。

北杜市の移住定住の地域おこし協力隊は来年度募集がかかります!

北杜市に移住を考えている人は要チェックです\(^o^)/

ちなみに北杜市は農業・観光・林業・移住定住の4つの協力隊があります。
それぞれ担当部署が違うので、どの協力隊になるのかも重要になってきます。

さいごに

地域おこし協力隊として地方に移住し、卒業後起業するという流れは割と良い選択だと思います。
その地域でやりたいことが決まっているのなら、うまく協力隊を利用することをおすすめします。

それに必ず定住しなきゃいけないとか、起業しなきゃいけないとかもないので、家を購入したりしなければ、また別の場所へ行くことも可能ですし。子供がいるとなかなか難しいですが^^;

地方に移住して自分で事業を立ち上げてみたい方は、地域おこし協力隊を目指してみてはいかがでしょうか?

最後までご覧いただきありがとうございましたm(_ _)m

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