こんにちはスーパー八ヶ岳2管理人です。
今回はスーパー八ヶ岳に移住した経緯についてちょっとお話します。
スーパー八ヶ岳(以下スパやつ)は、もともと地元密着型の商店で、私の祖母が1人で経営していました。
私も小さい頃よく遊びに来たのを覚えています。
今は祖母も亡くなり、お店も閉め、空き家になっていたところ、地域おこし協力隊として、店舗建住宅であるスパやつに移住したのです。
お店も住まい部分も当時のままで、今も少しずつ片付けしながら住んでいる状況です。
今までずっとサラリーマンで事業を起こしたことは無かったのですが、変化していく時代の中で自分たちでも何かやりたいと思っていたところ、導かれるように北杜市に移住が決まり、何か事業をやるには十分な場所も手に入れることができました。
やりたいことが多すぎる
スパやつは、地方の元個人商店ですが店舗の広さは十分あると思います。
店舗内は陳列棚で埋め尽くされていましたが、これも今は片付いています。
この商品棚(金属)の売り先を探しているので何か情報を持っている方がいましたらぜひお願いしますm(_ _)m
商店営業中のときに、そのまま祖母から引き継いでいれば、今も商店として営業ができていたのかなーと思うと悔やまれます。。。
移住前から考えていたのは、「居場所づくり」です。
子どもたちの子育て環境を考えたときに、子どもたちが自由にやりたいことを集中してやれる場所が身近になく、そんな場所を作りたいと思ったのがきっかけです。
子どもたちが絵を描いたり、ものを作ったりするのが好きだったので、思いっきりそういうことをしても気にしないし怒られない(怒らなくてすむ)場所が欲しかったんです。
今では北杜市という地域性を活かした飲食・宿泊系の事業も考えるようになりましたが、まず考えたのは「eスポーツ」でした。
eスポーツ体験施設として始動
eスポーツ(ゲーム)は私たち家族みんな大好きで、子どもたちとも一緒によく遊んでいるのですが、上達速度、理解力の速さ、反応速度(反射神経)、想像力の豊かさにびっくりします。
ゲームばっかりやれとは思いませんが、子供の感性豊かな時期にいろんなことに触れさせないなんてもったいないと思い、そういった体験ができる場所を作りたいと考えました。
今はeスポーツも立派な職業の一つになり、目指す子どもたちも多いと聞きます。
ゲームは家でよくやっているけど、親がよくわかっておらず、うまくサポートできていなかったり、応援してくれる人が身近にいないなんてかわいそすぎます。
自前の機材があり、初期投資なく始められることもあって、まずはこのスペースを使って「eスポーツ体験施設」をやることにしました!
北杜市で「初のeスポーツ関連施設(自称)」として2023年に10月から始動しています。
現在は、同スペースを使って、同じ地域おこし協力隊でIT関係に強い講師の方にプログラミング教室や各種イベント(マイクラプログラミング、YouTuber体験など)で利用してもらってもいます。
イベントスペースとしての可能性も
VRゴーグルを使った体験やAR技術を体験するイベント、自分で3Dプリンターを使って設計して印刷したりといった最新技術を体験してもらうイベントも行う予定です。
そういったITスキルや新しい技術を使ったイベント以外でもまだまだやりたいことがあります。
ミニ四駆のレースやベイブレード大会、ポケカ(ポケセンみたいにしたい)対戦やボードゲーム体験、レジンを使ったクラフト体験など、「イベントスペース」・「シェアスペース」としてもやっていきたいと考えています。
自宅ではスペースがなく上記のような活動ができない人も、スペースもあって人も集まれるのであれば楽しめるはずです。
北杜市は首都圏近郊からの移住先として注目されていて、観光地でもあるので、おしゃれな飲食店やカフェ、自然の中のアクティビティなどは豊富なのですが、定住者向けやeスポーツといった娯楽を楽しめるとこがないんです。
「なんで八ヶ岳の麓でeスポーツなの?」とよく質問されるのですが、そういうわけです。
自分のやりたいことを詰め込んだ秘密基地みたいな感じですかね。
飲食店もやりたい でも自分では作りたくない
北杜市 飲食店 おしゃれ 量少なくて高い
ほとんどが観光客向けで、一般の定住者に対して日常使いできるとこがないんですよね。
こだわった個人店ばっかでファミレスやファストフードは皆無。
私達のような貧乏子育て世帯にはちと厳しいです。
しかも小さな子供と行くとなるとさらに厳しい。お店は狭いし、静かにしてないと迷惑になるし。
だから家族で外食ってなると、市外に行かないといけないんですよね。
それなら自分たちでやろう!と思ったわけです。
でも私達夫婦は飲食経験があるわけでも、ましてやプロの料理人でもないし、そんなんで飲食店出来るのと思いきや、こだわる必要ないよね!と開き直ることに成功しました。
私達が考えている理想の飲食店は自分たち基準です。
- 家族で利用できる。もちろん子連れでもOK。
- 周りを気にしないで落ち着いて食べれる。客席少ないし、スタッフが近くにいない。
- リーズナブルでお腹いっぱいになれる。
- 味は70点でいい。不味くなければ、美味すぎる必要はないし味がわからん。
- 清潔感がある店内。
- 調理人は必ず手袋して調理している。素手怖い。
- 食材、調味料こだわらない。美味しさ優先。健康はそこそこ。
- 使えるものは何でも使う。冷凍食品、既成品など。企業努力最強。
- ジャンクを恐れない。また食べたくなる味を提供。
- 支払いはキャッシュレス。
怒られそうな条件ですが、これが家の近所に欲しいんです。
マックかほっともっとか日高屋を所望します。
立地は割といいと思っているので、最終手段としてスパやつを店舗として提供してもいいと考えているのですが、調べたところ募集している条件やフランチャイズも条件が厳しいので断念。関係者の方ご連絡お待ちしています。
シェアキッチンという道もある
話はそれましたが、自分たちでできないからやりたい人にやってもらえばいいんだと気づきました。
「シェアキッチン」です。
移住して飲食を開業する人のなんと多いことか。北杜市は特にです。
毎年のように、移住して飲食店開業しての話を聞きますし、実際にあちこちにできています。
だったら「シェアキッチン」を提供して、移住×飲食を目指している方のサポートができればいいじゃんと考えました。
スパやつだったら合わせて移住体験やお試し住宅もセットにすれば、滞在からプレオープンみたいなことまで可能だからいいかもと考えてます。
でも飲食店開業は設備費用がかかるから今の所厳しいっす。
でもやるとしても最小限のスペースでの開業を考えているので、なんとかなるのではと思ってます。
民泊や賃貸もいける広さ
一番最初に考えていたのはこれですね。
素泊まりだったらそんなにリフォームしなくてもいけそうと考えています。
なぜなら徒歩圏内に温泉もあるし、飲食店もスーパーもドラッグストアもあるからです。
問題はトイレですがそれもまあなんとかなるとして、布団もレンタルして貰えばそのままいける!。。。はず!
さっきも書いたのですが、シェアキッチン×賃貸で店舗部分をフルで活用すればそんな感じでもいけると思います。
あとは店舗建住宅なので、自分たちが同じ建物で他者との共存が出来るかということだけが問題です。結果誰も受け入れられず、なんてことにもなりそうだからやっかいですね。
調べてみると賃貸併用住宅なんてのもあるみたいなので、活用方法の一つとして考えています。
そんなにない北杜市のシェアハウス
だったらシェアハウスでいいんじゃない?と思ったそこの方。さすがにするどい。
北杜市はコロナ過以降、中古住宅や賃貸物件が少ない状況が続いています。
移住したいけど住むところがない、移住難民のお問い合わせが多いんです。
いろいろ調べると市内でもシェアハウスはヒットするのですが、すっごいおしゃれ。
これがシェアハウスというものかと打ちひしがれましたが、別におしゃれなシェアハウスがあるならそうじゃないシェアハウスもあってもいいよね。
まとめ
疲れたので今回はこのくらいで切り上げます。
まだまだやりたいことは沢山ありますが、お金の問題や店舗兼住宅というところが考えさせられます。
何事も小さく始めてみるのが一番ということで、どんどん試していこうと思います!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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